Canary Chronicle~カナリアクロニクル~

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映画や本のレビューや雑感、創作活動や好きなもののことなど。トリッチのあたまの中のよしなしごとを綴ります。

【映画レビュー】『魔界転生』1981年

魔界転生』1981年

『魔界転生』1981年

魔界転生』1981年:あらすじ

寛永十五年島原の乱で、天草四郎時貞を始めとする2万人近い信者が惨殺されました。
しかし魔界の力を得て蘇った四郎は、徳川幕府へ復讐を誓います。

グリモワールを身につけ、「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり (Eloim, Essaim, frugativi et appelavi )」と唱えながら、自らと同じように現世で無念の思いを抱き、死んでいった者たちを魔界衆に引き入れようとする四郎。

細川ガラシャ宮本武蔵宝蔵院胤舜、伊賀の霧丸らが次々と仲間になり、一行は江戸へと向かいます。

『魔界転生』1981年

【レビュー※ネタバレなし】艶めかしき怨霊たち【魔界転生

最高オブ最高の娯楽映画!! めっちゃくちゃ大好き!!
ジュリー最高だよジュリー!! この天草四郎時貞は彼しか出来ないなぁ。 妖気ムンムンの美しさがたまらない!!

物語の始めにですねぇ、無念のうちに死んでいった者どもを、四郎が魔界衆にスカウトしまくるシーンがあるのですが、細川ガラシャのやつが特に好きです。

四郎が魔法円で我が身を守りつつ、ガラシャの怨霊召喚!
髪振り乱したミイラのようなガラシャは、四郎に襲い掛かろうとしたりするのですが、説得に応じて魔界衆になることを同意するんですね。

そしてくるっと回る。回って振り向いた瞬間!
干からびた怨霊そのものだった恐ろしげな姿から、艶めかしい美女に変身!!

ここがもうね好きでたまりません。

『魔界転生』1981年

若き伊賀忍者として、真田広之も出てますね。
甲賀忍に里を襲われて、虫の息だったところを通りかかった魔界衆に仲間に引き込まれます。
このときのジュリーと真田広之のキスは伝説ですね。美しく艶めかしい。

この映画、個人的にちょっと妙な思い出がありまして。

実は小1のときに、両親と母方の祖父母、未就学児の妹と「一家総出で劇場で鑑賞」しました。
何故なら両親が当時ジュリーの大ファンだったからwww
大ファンだからって、小1と未就学児およびジジババと、あんなエロい映画を観るなよなぁ!しかも劇場で!www
やったらめったら、ストーリーとは関係ない箇所でもおっぱいが飛び出るので、そりゃもう気まずかったですよ。
両親と祖父母と一緒で。いくら両親が観せてるからって、ねぇ!?www

ちなみにわたしが「生まれて初めて劇場で観た映画」が、本作であります。
全く何という映画館デビューだったのかと小一時間。
ちなみに、生まれて2度めの映画館は「東映まんがまつり」でしたwwwwwww
デンジマンとか観たよデンジマン

2003年版も観ましたが、窪塚くんはジュリーに比べて妖気がぜんっぜん足りていませんでした!!
彼の天才性に期待してたんですがねぇ。。。最初から最後まで人間のあんちゃんにしか見えませんでした!!
やっぱジュリーが最高でしたよ。

次にリメイクするときは、妖気ムンムンの誰かに挑んでいただきたいものですね(^皿^)

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