『HOUSE ハウス』1977年
『HOUSE ハウス』1977年:あらすじ
オシャレは音楽家の父を持つブルジョワ美人JKで、学校の演劇部のエースです。
夏休みが近いある日のこと。
オシャレは軽井沢の別荘に行くのを楽しみにしていましたが、突然帰国した父から、再婚予定の女性を紹介されてショックを受けてしまいます。
父と父の婚約者と、軽井沢に行きたくないオシャレは、予定を変えて演劇部の合宿に参加しようとしますが、合宿所が臨時休業となってしまいます。
どうしても軽井沢に行きたくなかったオシャレは、亡母の姉である「おばちゃま」に手紙を書き、急遽泊りがけで遊びに行く許可をもらい、演劇部の仲間、メロディー、マック、ガリ、スウィート、クンフー、ファンタを誘って出かけて行くのですが……。
【レビュー※ネタバレなし】シュールすぎて抱腹絶倒!JKのお色気炸裂邦画ホラー!【HOUSE ハウス】
ひとことで言うなら「何だこりゃ」
でもめっちゃくちゃ面白くて爆笑しまくったので、「うん! 面白かった!」という結論に落ち着いた、力技ホラーです。
先ず、JKたちがかわゆい。
主人公「オシャレ」は、当時18歳だった池上季実子が演じていますが、美しいのなんの。めっちゃくちゃ美人です。美人すぎてJKに見えないというアレはありますが、惜しげもなくヌードやセミヌードを披露していて度肝を抜かれました!
オシャレ以外の面子では、ファンタを演じる大場久美子が可愛すぎ!
美人度でいったらオシャレが断トツですが、何かこう、手の届きそうな美少女って感じで、絶対当時の男子中高生にはファンタが断トツ人気だったろうなーと思いました。
そしてわたくしの推しは、クンフーこと神保美喜です。
ひとりだけスラリと長身で長い手足、そして今どきのモデルみたいなガリガリ系じゃなく、のびのび健やかな肢体、可愛らしいお顔と好感度大!!
キャラ的にはカンフーが得意で正義感が強く、キャーキャー言って逃げ惑う仲間たちとちがって、唯一のバトルヒロインでもあります。始終タンクトップ&ぱんつでいるのも、健康的なお色気満点でとっても可愛かったですーーー!!
で、オシャレの「おばちゃま」の家に来たJKたちは、次々と襲われることになる訳ですが、布団に喰われたり、ピアノに喰われたり、ほんとナニ言ってるんだか分からねぇと思いますが、次々とシュールに喰われてゆきます。
で、襲われるJKたちが、いちいちお色気を振りまく、と。
例えば、布団部屋で布団に喰われるスウィートが、キャーーーー!!ってなってる様子を、下から映す。たぶん彼女を透明なやつに乗っけて撮ってるんだろうけど、ぱんつやら脚やらを下から映して、まぁ健康的にエロい!
ガリはクライマックスで全裸を披露。水中撮影で根性見せてくれますが、それより全裸にビックリしたわ!!
で、さっきも書いたけど、クンフーは着替え途中からバトルに巻き込まれたから、だっけかな?? 経緯はちょっと失念しましたが、そんな感じだったので、タンクトップにぱんつの出で立ちで、ずーっとバトルしまくってて、少年漫画のヒロインみたいでとっても魅力がありました!!
いやーーーーこういう映画、いまは撮れないんじゃないかなーーーー
だってさ。売出し中の未成年の女の子を、こんな景気よく脱がせないだろう。
もうね惜しげもなくじゃんじゃん脱いでるし、脱がない子も脚だのぱんつだの見せまくりで、もうね昭和の少年漫画のノリです、完全に。健康なお色気! いやーいまはJKにこんなお色気路線やらせたら、大問題になっちゃうでしょう。わたしもたぶん、眉をひそめるおばちゃんと化すと思います。
だがしかし、『HOUSE ハウス』1977年 においては、「いーんでない?」ってノリに、こっちもなってしまう。
もうばかばかしくて笑いまくったし、エロいっちゃエロいんだけど、何かこう、憎めないエロスで、こっちはおばちゃんなのに、弾ける若いお色気、イイネ!みたいな気持ちになってくる。この時代の時代感に飲まれた感じでしょうかね。
てな訳で、『HOUSE ハウス』1977年 とっても楽しかったです!