『ハウス・シャーク』2017年
『ハウス・シャーク』2017年:あらすじ
無職の元警官フランクは、息子のテオと二人暮らしのバツイチです。いつまでも独り身でくすぶってても仕方がないと思ったフランクは、ある日FBで知り合ったおばはんとデートに。ベッツィーというシッターさんにテオを預けて出かけました。
で、帰宅すると、トイレでベッツィーが何者かに襲われていました!!
全裸血みどろで悲鳴をあげつつ、大量の血液と内臓を吹き出しながら、便器に引きずり込まれてゆくベッツィー!
この家には、何者かが潜んでいる……見たものを話しても誰にも信じてもらえないフランクは、孤独な闘いを開始します……。
【レビュー】ヒドすぎるwwwクソ映画ハンター冥利に尽きる珍作!!
ヒッデーーーー!!w 何だこれwww
自他共に認めるクソ映画ハンターのトリッチですが、こんなヒデェ映画は初めて!!ってくらいヒドいわーーー
最近たて続けに『吐きだめの悪魔』『シャークトパス』『リンカーンvsゾンビ』と鑑賞してきましたけど、類を見ないくらいヒドい。
まさか『尻怪獣アスラ』よりも呆れる映画が存在したとは。
アスラ以来久々に「スンゲー爆笑しまくってるのにつまんない」を体験してしまいましたよ。
先ず、おげひん。
冒頭の可愛子ちゃんシッター、ベッツィーだけど、トイレでハウスシャークに襲われるんですが、何故か全裸でトイレを使ってる。
シャワーのついでにトイレとかじゃないよ! 単にトイレ使うためにわざわざ全裸になってんの。人んちでwww 何なのこの子。でも可愛いから許す!
ちょっとメンヘラ入ってる系の可愛子ちゃんで、トリッチ的にはとっても可愛いと思いました。そんなベッツィーが、尻から喰われてめっちゃっくちゃ血液と内臓を吹き出しながらトイレに吸い込まれてゆく。意外にゴアは頑張ってます。
で、こんな危険なところに住めない!となったフランクは、家を売りに出す訳だけど、内覧しようとすると襲われるので、借りたい人に中を見学させることが出来ない。 なので家が売れなくてどんどん困窮してく。
自分たちも入れないので庭でテント張って暮らす。アホかーー!!
で、家をサッサと売りたい不動産業者が、おかしな人間を次々に送り込んでくるわ。フランク自身もネットで「ハウスシャークの専門家」というおかしな男を招くわで、どんどん混乱していく訳です。
更に、ハウスシャークは「相手は邪悪な魚みたいな”サメ哺乳類”だ」と、全く新しい脊椎動物である説が飛び出す!!
ネイティブ・アメリカンの祈祷師兼住宅診断士のダース・スクワントという男なんて「昔、サメはバッファローと同様陸の生物だった……」とか言い出す始末。
俺たちの祖先はみんなあいつらと闘ってきたので、慣れているのさ……でも踏み込んだ途端KILLED。なげー説明聞いたのに!! あっさり死ぬなよ!!
で、サメの着ぐるみにエプロンを付けた「メスハウスシャーク」に扮して、「アイツに肛門を見せ付けて誘い出すんだ!!」という珍プレーが飛び出すやら、肝心のハウスシャークはもんのすごいハリボテだわ、雑なCGで家中に水が満たされた!ってことにしての水中戦が繰り広げられるわ、仲間の裏切りがあるわで、どんどん明後日の方向にすっ飛んでいきます。
キャラも、エイブラハム・リンカーンに扮してる男、そしてハウスシャーク専門家は欧州人て設定だったので、へんな訛りだわで、もーーーキャラたちのしゃべり方もいちいちうざい!!
そして致命的なのは、こんな映画なのに111分とくそなげー!!ww
こーゆーのは80分ですよ、我慢出来るの!! 頼むーーーー。つれーわ、いくらクソ映画大好きで、わざわざ好んで観ちゃうわいでもつれーわ!! と、あまぷら初登録初鑑賞記念作品なのに、悶絶するトリッチ!!
はっきり言って、『ハウス・シャーク』に比べたら、『吐きだめの悪魔』は楽しい作品だし、『リンカーンvsゾンビ』はふつーに観られるスタイリッシュ作品だし、『シャークトパス』に至っては「面白い映画」ですよ。お口直しにシャークトパス観たくなりましたもん!!
ところで本作『ハウス・シャーク』、クラウドファンディングで費用集めて撮ったらしい、という情報が入ってきました。
こんなのにカネ出しちゃった皆さんは本当にご愁傷さまです!! 心よりお悔やみ申し上げます。
でもアレだな、じぶんのともだちが撮ったとかなら、「ばっかじゃねーのwwwwww」って笑って許しちゃうかも(笑)。
そのくらいにはチャーミングな映画、なのかなぁ????
『ハウス・シャーク』観ずして、例えば『リンカーンvsゾンビ』レベルを、C級だのつまんないだの言ってるやつは、はっきり言って修行が足りませんね!
お風呂入って出直してきて下さい。
でもなんか、撮ってる人たちは楽しかっただろうし、あーあ、って感じで諦めがつきました。
ハイ次いってみよー!!
トリッチのクソ映画ハントは続く。今日も、そしてこれからも。
TO BE CONTINUED!!