Canary Chronicle~カナリアクロニクル~

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映画や本のレビューや雑感、創作活動や好きなもののことなど。トリッチのあたまの中のよしなしごとを綴ります。

【映画レビュー】『ゆれる人魚』2015年

ゆれる人魚』2015年

『ゆれる人魚』2015年

ゆれる人魚』2015年:あらすじ

海辺でバーベキューしていたバンド一家は、人魚姉妹のシルバーとゴールデンを拾います。で、勤め先のナイトクラブで一緒に歌うなどしてデビューさせ、人魚姉妹は一躍スターに!

しかし問題が。人魚の主食は実は人間。
妹のゴールデンは人間を食べ物としか見ていません。そして姉のシルバーは、バンド一家の息子と恋に落ちるのですが…………。

『ゆれる人魚』2015年

【レビュー※ネタバレなし】ファッションホラー。封切り当時はけちょんけちょんに言ってましたが、いまは1周まわって好き(笑)【ゆれる人魚

今回は、2018年(だったかな?)に、日本で公開された当時に観た直後の感想です。
ひとことで言うと、けちょんけちょん(笑) ちょうぜつディスっています。
当時はがっかりしまくってたんですが、いまでは1周まわってけっこー好きになっています(笑)

では、以下より観た直後の感想いってみよー!!



まぁファッションホラーです。ぜんっぜん怖くないし、グロくもない。
手術のシーンがちょとエグいくらいです。

まさかのミュージカル映画でもあります。劇中劇のように、繰り返しナイトクラブでのライブが入り、その他のシーンでもみんな歌って踊ります。それはいいんだけど、やっとおどろおどろしくなってくるのか?ってところでおマヌケな ’80年代風楽曲がバーンと割り込んでくるので白けます……。

一家の母親が、このバンドのリードボーカル。このおばちゃんがアップになって歌うシーンがめちゃ多い。その変態っぽい雰囲気は、リンチ監督作品のようなテイスト。彼女のほかにも猛女おばちゃんが幾人か。彼女たちは非常に魅力がありますね。

『ゆれる人魚』2015年

人魚ちゃんたちは、常におっぱ***い丸出しなのは評価出来る。人魚がブラジャーしてるとめちゃくちゃ白けませんか? わたしは白けます。
そこはいいんだけど、尻尾の造形がどうもよろしくない。重く冷たく生臭い魚ボディであることは評価出来る。でも真っ直ぐすぎるし長すぎるし、おなかの随分上の辺りから始まるのも、もっとこうさぁ!と言いたくなる感じ。

人喰いの妹=黒髪の妖女ゴールデンは非常に魅力がある。めっちゃ別嬪だし。
でも人間と恋に落ちる姉のシルバェ、、、

わたしも女性だし、あまり女性の容姿については言いたくないのですが、シルバがブスすぎて、どうしても気分がノリませんでした……。特に人魚の本能が剥き出しになり、シャー!てなる時、牙の入れ歯してるせいか、余計にブスさが際立っちゃって気の毒すぎました。何でこの女優さん起用したのかな??ってずっと考え続けてしまった。

『ゆれる人魚』2015年

ンガー正直大外れでした>< 何でこんなに高評価なのか、全く理解出来ず。。。

あとから監督のインタビューを読んだところ、政治的に華美なものが禁じられていた ’80年代ポーランドにおいて、息抜き的にナイトクラブとかは認められていたとかで、監督はこういうナイトクラブの娘さんで、こういう猛女たちに囲まれて育ったらしいんですね。

ああ成る程、そういう自分のバックボーン的世界を描きたかったのか、と、それでやっと分かったんだけども、うーんうーん、映画としては、ごめんなさい、わたくしはノレませんでした!!!

あ、わたしがあんま好みじゃなかったってだけで、好きな人は好きと思います!!
キッチュでエ**ロで、ときどきグロ。

初見の映画って「あたらしい体験」をするために観に行くじゃないですか??

わたしは、『ゆれる人魚』ではあたらしい体験は出来ませんでした。ウギャードヒーもありませんでした。
わたくしのホラー脳と変態見たい脳は、まったく、これっぽっちも満たされませんでした!!

くそー残念! 人喰い美姉妹人魚とか、めっちゃくちゃ素晴らしい素材なのに!!

でもわたし以外の誰かは満たされるかもしれない。
映像美はなかなかです。一度ご覧になってみて下さい!!



と、まぁ、観た直後けちょんけちょんだったのは、結局グリムの人魚姫の域を出ず、人魚としてなーーーーーーーーんにも新しくなかったので退屈だった、ということなんだろうなと、いま思い返すと思います。

変態っぽさの表現も、リンチ監督のフォロワー的なものにしか見えなかった。

人魚好きなので、もっと度肝を抜かれるような人魚が、わたくしは見たいのです!!

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